NPOをサポート

 今、NPOが注目を集め、その必要性が求められています。しかし、現在の社会が各種のNPOにとって活動しやすい状況にあるとはいえません。同じ地域で活動していながらお互いの存在を知らない、各種NPO間の協力が必要なのにコミュニケーション手段が不足している、何か問題が発生したときに、相談窓口がない、公的機関の補完的な位置に留まらざるを得ない、などというのが現状ではないでしょうか。NPO情報ネットワークセンターは、NPOの活動強化を目指し、幅広く分野を越えたネットワークの拠点となり、NPOの情報基盤の整備と充実を目的とし、また、NPOの基盤強化とともに、企業や行政との対等なパートナーシップの拠点となる組織を目指しています。

支援活動の内容
ネットワーク支援 パソコン、インターネット等情報基盤をサポートします。
経営支援 NPO組織の経営相談をサポートします。
NPO情報の提供 NPO団体等のホームページの紹介や情報の公開をサポートします。
  ネットワーク支援


 今日のパソコン、インターネット事情は、情報化社会の中で重要な位置を占めていますが、NPOにとっても、事務処理・情報発信・情報交換といった分野で、パソコン、インターネットは大きな威力を発揮しています。
 パソコンを導入することにより、事務処理を迅速かつ容易に処理でき、その分、本来のNPO活動に専念できるようになるという効果が見込まれ、また情報発信では、多くの方にその存在や活動を知られることによって、より多くの支援・協力が得られるはずです。
 このように、NPOにおけるパソコン、インターネット利用の必要性が多くなった昨今、一方ではその発展が急速であるがために、パソコンの購入・操作・運用・管理の難しさに悩むことも多いようです。

 NPO情報ネットワークセンターでは、パソコンによる事務処理や情報発信の経験者が、NPOを手助けするパソコンボランティアネットワークを確立し、NPO活動を支援していこうと考えています。
 そこで、できるだけ多くのパソコン事務処理、インターネットによる情報発信の経験者に、ボランティア登録をしていただき、活動支援をしていただきたいと考えております。

NPO組織とパソコンボランティアをつなぐネットワーク支援について詳細は、NPO情報ネットワークセンターまでご連絡ください。 

  経営支援


 NPO(民間非営利組織)は、営利企業にはない社会サービス供給機能を持ち、小回りの利かない官僚機構とは違って、多様な需要にきめ細かく対応できるとして、期待感も高まっています。しかし、NPOの現状をみると、ときに期待倒れに終わりかねない危うさを感じることがあります。何よりもNPOの経営基盤は極めて脆弱です。NPO法(特定非営利活動促進法)が施行され、法人格を持つ団体が増えつつありますが、この現状は容易に改善されそうもありません。

 NPO法が成立し、市民活動団体に法人格が与えられるようになったことで設立や運営において様々な法的手続・運営上また会計・税務処理などの問題や、法人格を取得した場合および今まで通りの権利能力なき社団の場合の取引上の問題のほか、ボランティアに参加した人々の労働問題や活動中の事故責任といった現実の事例に基づいた問題など様々な問題が起こっております。

 こうした、NPOを取り巻く環境は複雑化しており、「この問題は誰に相談したらいいのだろう…」「かといって特に親しい人もいないし… 」「専門家に依頼すると費用もかかるし・・・」 といった事で、専門家へのニーズがますます高まっている一方、その受け皿が乏しいのが現状です。NPO情報ネットワークセンターでは、このようなニーズに応えるため、NPOと専門家とをつなぐパイプラインを整備していきたいと考えております。

NPO組織とボランティアアドバイザーをつなぐ経営支援について詳細は、NPO情報ネットワークセンターまでご連絡ください。


E-Mail  info@npo-jp.net